すぐに思いつきそうなアイデアですが、ここまでに至るまでいくつかの挫折がありました。
ある日U−1は考えた。
こんな、足場の無い給水気など、ダメだ!!
コオロギが自由に上り下りできる、そういうものを作ろうと。
こうして
『プロジェクトエックス コオロギ』
がはじまったのです。
♪風の中のすばる〜砂のなかの銀河〜・・・・
U−1は言った。
ようは、足場になる突起があればいいのか・・・と。
彼は考えた。100円ショップにあるもので、突起が作れないかと・・・
で、結論に至ったのが、マニキュアのラメだった・・・。
2種類のマニキュアを試してみた。
・・・・ダメだ。
コオロギは登るが大きなコオロギしか登れない。
こんなものでは、ダメだ。
どんな大きさのコオロギでも登れないと給水機なとどは言えない。
コオロギ給水機2号改良計画は白紙にもどされた。
今度は、ダンボールを切って給水機の周りに巻きつけてみた。
これは、一時成功したと思われた。
だが、ダンボールが湿ってしまう為却下された。
これも、ダメだ。
もっと長期間使える足場でないと・・・。
ある日、カッターナイフでエンピツを削っていたときU−1の頭に閃光が走った。
「これだっ!!」
U−1は持っていたカッターで狂ったように給水機の側面を切りつけはじめた。
まわりの人間はついに、挫折したのかと、彼をみつめていた。
「U−1さん、なにを・・・」
「黙ってみていろ!!」
U−1は鋭く言い放ち、そのキヅついた、給水機をおもむろに、コオロギの飼育ケージに入れた。
コオロギが登った!!
そこから、傷を簡単につけるために、爪やすりに行き着くまでに時間はかからなかった。
飽くなき漢たちの挑戦がコオロギ給水機2号の改良を成功させた。
と、まぁこんな感じで完成しましたとさ(*´σー`)エヘヘ
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